80年代生まれの子供たちなら持っていた「ビックリマンチョコ」の社会現象を振り返る

シール

いつの時代にも流行はあるもの。ちょっと前にはタピオカが流行っていました。「すぐにブームは去るでしょ」なんて思っていたのですが、意外と長く続いていますね。このまま定着するのでしょうか?喫茶店の1商品としてならわかりますが、タピオカミルクティー専門店がどれだけ生き残れるのか気になるところですね。

てか、タピオカってちょっと昔に流行ってた記憶がありませんか?な~んか見た記憶があるんですよね。調べてみると、今は第3期なんだそうです。「歴史は繰り返す」でしょうか。

もしかすると、ティラミスもナタデココもブームが再燃するのかもしれません。ティラミスはもう定着してますかね?まじうめー。

僕たち80年代生まれのおっさん達の中で、子供の頃に流行ったスイーツもありましたね。そいつはビックリマンチョコです。当時を振り返ってみましょう。

80年代生まれ男子のスイーツ「ビックリマンチョコ」

シールの方が有名ではありますが、ビックリマンチョコって美味しかったですよね?当時は30円ぐらいでしたっけ?僕は小遣いなんてほぼ貰っていなかったので、「お風呂の掃除」という労働をして100円もらって買ってました。あれね、冷凍庫で凍らせるとうまさが倍増するんですよ。知ってました?え?知ってるって?あっそう。

チョコの袋を開けるとシールが入っていて、コレクションするのが流行っていたんです。

ビックリマンチョコ
現在のビックリマンチョコ

天使と悪魔。キラキラしているシールもあって、「当たり!」なんて言ってましたっけ。

流行りすぎて社会問題になった

ビックリマンチョコの流行の仕方って異常でしたよね?ちょっとした金持ちの子供なら箱買いしてましたし、近所のスーパーは2箱入荷していたのに速攻で無くなったり。大人が買っていたりもしたのでしょうか?

少年たちが求めていたのはあくまでもシールで、チョコではなかったんです。その結果、シールだけ取り出してチョコを大量に捨てる人もいれば、万引きする少年たちもいて社会問題にもなりました。今思い返してみても異常でしたね。

流行らなかったビックリマンアイス

ビックリマンアイスは知ってますか?登場した頃はやたらと評判になりました。アイスは50円だったかな?バナナ味だったか、バナナチョコ味だったか、当時にしては斬新な味でした。美味しくなかったけど。

シールはビックリマンチョコとあまり変わらなかった記憶はありますが、初期の頃の復刻版シールが入っていたとか、なかったとか。少年の頃で50円というのはお高い買い物だったので、あまり覚えていないんですよね。ただ、アイスが美味しくなかったことだけは、ハッキリと覚えています。味覚の記憶、おそろしや。

で、どうやら復活するらしいです。美味しいのかな?

ビックリマンオフィシャルホームページ

学校でビックリマンシールを見せ合う子供達

シールはキラキラしているのものが大人気。初代スーパーゼウスを持っていようものなら、クラスのヒーロですよ。ヘッドロココのキラキラ具合は大好きでしたね。シャーマンカーンはなぜか持っている人が多かったです。

ヘッドロココ
ヘッドロココ ─ ビックリマン原画大全 ヘッドロココ表紙バージョン TSUTAYAオリジナル版

みんな学校に持ってきて見せ合ったり、自慢しあったりしていたわけですが、盗難事件もありました。

シールの盗難事件が勃発

学校に持ってきてはいけないものだったので、先生に「盗まれた!」と言うことはできません。そこで、子供達だけで犯人探しが始まるのですが、僕は見つけました!というのも、僕の目の前で盗みやがったからです。

泥棒

「シール見せてよ」と聞かれたら、自慢したい少年達は喜んでシールを見せます。僕だってヘラヘラしながら見せましたよ。輪ゴムで留めたキラ多めのシールの束を。「いいな~」と一枚一枚を見ていく少年Aは、僕が一瞬目を離した隙にキラをポケットに入れようとしていたのです!

「おい、ちょっと待て!」

少年Aは喧嘩が弱く、クラスのヒエラルキーとしては真ん中ぐらい。僕は喧嘩は強くはないのですが、ヒエラルキーは上の方だったので強気です。え?なんでかって?そりゃあ、ガキ大将に媚びへつらっていれば、上にはなれますって(笑)大人になってからでも常識ですよ、常識!

そんなのは嘘でヒエラルキーなんてなかったのですが、少年Aは友達が少なくて、喧嘩も弱いのですからこちらは強気です。「ポケットの中を見せろ」と強引に手を突っ込むと、生徒たちが「盗まれた」と話していたシールがたくさん出てくるではありませんか。

この事件がきっかけで彼は全員から嫌われてしまい、最終的に転校していきました。

偽物のビックリマンシールが登場

ビックリマンシールはダブっているものがあると、友達と交換してました。キラとキラを交換したり、持ってないシールをダブっているものと交換してもらったり。持っていないキラなんか交換してもらうと嬉しいもので、「ありがとう!」なんて言ってたんですけれど、裏を見てみると違和感が。

「ロッテ」の部分が「ロッチ」になっているではありませんか!

「ああ、あのお笑いコンビの」って現代の若者なら思いますよね。ちょっとお笑いに詳しい人なら「ああ、あの滑舌の悪くて舌を切ったコカド君と、チリチリ頭でてっちゃんと仲がいい中岡君ね」なんて感じでしょうか?んなこたどうでもいいんです。彼らは当時、養成所にすら行ってないのですから誰も知りません。

世間(学校の男子)を騒がせたロッチ事件

「ロッチ事件」は話題になりました。「偽物のビックリマンシールが出回っている」と噂はすぐに広がり、交換してもらう時に裏面をチェックする男子が増加。子供の頃にも嫌な奴というか、偽物を安く仕入れて「テレカあるよテレカ」ぐらいの感じで本物と交換しようとする奴がいたのです。

僕も被害者の一人。当時の恨みはすごかったです。

「チェックされたらすぐにバレる」とわかったのか、「ロッチ」の文字をカッターナイフで削って「ロッテ」にする輩も増えてきました。あれって上手にしたら、なんとかバレないもんなんですよね。

え?お前も偽造したのかって?したというか、兄貴に頼まれてしただけです。断ったら殴られるのは間違いなかったのでお許しくだせえ。

なお、僕は偽物を使って交換したことはないので責めないでね?

高値で取引されているビックリマンチョコシール

あれから数十年後、東京の中野ブロードウェイに行ったんです。

中野ブロードウェイ
中野ブロードウェイ ─ Wikipediaより

オタクにとっては聖地みたいなものですよね?そこで見かけたビックリマンチョコシール。なんと!一枚に数千円から数万円の値段がついているではないですか!

一攫千金を妄想して実家に電話すると

誰がこんな未来を想像していたでしょうか。初代スーパーゼウスやヘッドロココ、様々なキラの入った箱が実家にあったはずなので、早速おかんに電話しました。当時はまだちょっとした反抗期だったのに、こういう時になると普通に電話をするという。不思議なもんですね。

シールが全て残っていたら、数10万円の価値があるのは間違いありません。下手をすると100万円をくだらない可能性すらあります。だからこそ電話したのでしょう。

僕「もしもし!子供の頃に集めてたおもちゃとかって、何処にしまってる?」

おかん「あ~、全部処分したか、近所の子供にあげたわよ?」

がっかり

唖然としてしまい、手から離したJ-Phoneが床に落ちました。どれだけ価値のあるものなのか知らないくせにー!と怒る気力もなければ、怒るのも筋違いのような気もします。僕だってそんな価値になっているなんて知らなかったのですから。

この事件があってからは、物を捨てるのが難しくなってしまいました。流行りのものなら数十年後に驚くほどの価値になるかもしれないと考えると捨てにくいです。何かと物が多い生活をしていたので、断捨離に憧れてるんですけどね。困ったもんです。

現代も続いているビックリマンチョコシリーズ

ビックリマンアイスが復刻するだけではなく、今でもビックリマンチョコは発売されています。公式サイトを見ると、エヴァや鬼滅の刃とコラボしていたり、なんだかえらいことになってたんですね。こりゃあビックリですわ。あはは!

ビックリマンオフィシャルホームページ

初代のシールはネットオークションでも売られていますし、偽物の「ロッチ」も売られています。なんだか今は価値が逆転しているのだとか。ほんと、何が起こるかわかったもんじゃないですね。PS2をまだ持ってますが、大事にしてみようかしら。

80年代生まれのおっさん達で集まって、金出し合って秘密基地でも作って、色々なものを持ち込んで遊びたいですね。「大人の秘密基地」っていいじゃないですか?そういうYoutubeチャンネルを作りたいぐらいです。誰か一緒にしませんか?お金は出しません!

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