80年代生まれの男女は使い捨てカメラばかり使っていたのだ!写真の文化を振り返る

カメラ

彼女と写真をスマホでパシャり。これが現代のカップルの写真の撮り方です。友達の家に遊びに行って、おやつで出てきたかっぱえびせんを鼻に詰め、ピースサインをして使い捨てカメラでパシャり。これが80年代生まれのおじさんたちの、小さな頃の写真の撮り方です。

スマホで撮った写真は彼女に送ったり、iCloudでバックアップしたり、プリントしてコルクボードに貼ったり、待ち受け画面にしてみたり。随分と写真の撮り方や楽しみ方が変わりました。使い捨てカメラのフィルムをグリグリと巻いていたあの頃を振り返ってみましょう。

80年代生まれの子供たちは「使い捨てカメラ」を使っていた

昔からアナログのカメラはありましたが、そんなもの高くて子供が買えるものでもなければ、買ってもらえるものでもありませんでした。なんと!ボーダーラインは10万円。アッチャー、たっけー。

年代から見る - 1987年-1991年 - キヤノンカメラミュージアム
キヤノンの歴史をご紹介しています。

80年代生まれの子供たちのカメラと言えば「使い捨てカメラ」だったのです。言うても2000円ぐらいはしたでしょうか、簡単に買ってもらえるわけでもなく、特別にイベントがあるときなどに買ってもらっていました。

学校のイベントで大活躍する使い捨てカメラ

使い捨てカメラといえば修学旅行だったでしょうか。私物の持ち込みは禁止だったのですが、トランプとカメラは持っていっても良かったような記憶があります。んでまあ、子供ですからね。誰かしら脱ぎますし、写真も撮ります。なんならグループのみんなで全裸になって、仁王立ちの超笑顔で集合写真だって撮ります。

もうね、こちらの「写ルンです」は大活躍でした。

写ルンです
写ルンです

今は27枚まで撮れるみたいです。昔からだったかなあ?

シャッターを押したらフィルムを巻く必要があった

おじさんたちは使い捨てカメラのシャッターを押せば、次のためにフィルムを巻きました。なんか歯車というか、ミニ四駆のパーツのギアみたいなやつがあって、それを指でグリグリと回すのです。回さないと次が撮れないの!んで、回しても回しても「カチッ」と止まらなくなると、フィルム切れです。何枚ぐらい取れましたっけ?24枚ぐらいでしたっけ?フラッシュをつけないと真っ暗な写真になりがちなので忘れずに。

アナログカメラは写真屋に行って現像しなければいけない

フィルムを使いきったら現像のために写真屋さんへGO!でした。プリントアウト?そんな言葉、当時は聞いたことないし!

「いい写真が撮れたはず」と思っていても、現像しなければわかりません。デジカメと違って確認なんてできないのです!最高のキメ顔で撮影していても、現像された写真は変に赤みが出てきたり、ブレブレだったり、フラッシュを忘れていたら真っ暗だったりなんて日常茶飯事。時には心霊写真みたいなものも。

きゃああああああ!!!!

心霊写真

ま、当時から合成はできたようですし、アナログ特有の反応もあったんでしょうね。デジタル化してから心霊写真なるものが全く話題になっていないので、あの頃に何が行われていたのか想像がつきます。

思春期真っ盛りのことは現像をお願いするのが恥ずかしかった

楽しい思い出の写真をいっぱい撮るんですけれど、家に帰ってから気づくんです。写真屋にお金を払ってくれるのも、持っていってくれるのも母親です。そして、「どんな写真を撮ったの?」と見られるのはほぼ間違いなし。

お金を払ってもらっているのに「見るな!」は言いにくいものがありますし、こりゃあ、反抗期の時期だったら大変ですぜ!

今思えば大したことでもないんですけどね。子供のバカみたいな写真なんて見ても、「バカしてるわねw」で終わりですし。

出来上がった写真は大事にアルバム保管

現像してもらった写真は、大事にアルバムに保存していました。なんか、うっすいフィルムをぴっちりつけて、劣化しないようにしていたのですが、30年以上前のアルバムのうっすいフィルムを剥がそうとすると、写真そのものが剥がれそうで怖いですねえ。

アルバム
アルバム例。ここまで古くないよ!

今でも実家に帰ると大事に保管されて、いませんねえ。両親は孫の写真収集に頑張っておりまして、「あんたの写真、どうする?いる?」なんて感じですわ。でもまあ、最近はスキャンの仕方を覚えたようで、デジタル化しております。

あ、ご高齢の方に向けての「思い出の写真をスキャンして保存しましょうビジネス」っていけます?もうありそうですけど。

学校のイベントにはプロの写真家が登場

修学旅行や体育祭などの学校イベントにはいつも、写真家の方も来てましたね。きっとプロなんでしょうけれど、あのおじさんにどうやって撮ってもらうか、色々と試行錯誤した記憶があります。

写真家
プロのおじさん

だってほら、撮ってもらった写真って学校の玄関に張り出されるじゃないですか?そこに自分がいっぱい映っていたら、なんだか勝った気持ちになるじゃないですか?卒業アルバムに載ることだって知っているので、「俺が!俺が!」とアホな子供達は写真家の前に出て行ってました。子供達は妙なところに闘争心を燃やしますよね。

現像された写真には番号が書いてあるので、欲しい写真の番号を書いて、親からお金をもらって複写してもらってました。一枚いくらぐらいでしたっけ?50円とか100円でしたっけ?今の価値観で考えると高いですねえ。

「好きなあの子」が写っている写真をこっそり買う生徒たち

男子だったあなたなら絶対に同じことをしたはず。「好きなあの子の写真はないだろうか」と張り出された写真を見回して「あの子」を発見!とりあえず番号は控えておいて、他にもないか探します。そして!まさかの自分と一緒に写っている写真を発見!あの子は仲のいい女子と笑顔のツーショット。その後ろには、友人にカンチョーをしている自分が写っていたのです。

そんな写真でも嬉しくなって、番号を書いてしまうんですよね。

買った写真を知られると「好きな子」がバレた

「お前、どの写真買ったの?」と友人たちで話し合うこともありました。自分が写っている写真はいいんですよ。番号を書いていてもおかしくありませんから。ただ、あの子が写っている写真の番号を見られてしまうと、「あー!お前ってあの子好きなんだ!」と騒ぎ出して、噂が広がってしまいます。

なんででしょうかね。小さな頃って好きな子が周りにバレると、非常に恥ずかしいんですよね。大人になってからは知られても平気な人はたくさんいるのに。カッコつけたいというか、男らしくありたいんですかね。ザ・日本男児!みたいな。

ガヤガヤと騒がれて、あの子にも噂が広がっていくんですよね。写真の番号だけ早歩きして、あの子の隣に写っていた女子が「私のこと好きなの?」なんて勘違いが生まれることもありましたが。

モテる男子の写真は何枚売れていたのだろうか

好きな子の写真を買うのは男子だけじゃなくて、女子の間でも同じようなことがありましたよね。学年ナンバーワンの運動神経の持ち主はモテていたので写真も大人気!普段から明るい女子なら平気で「○○君の写真買っちゃった!」なんて言ってましたし、おとなしい系の女子なら、モゾモゾしながら写真の番号を書いていたのを見た記憶があります。もちろん、僕が写っている写真の番号なんて誰も書いていません。

僕も買ってましたね~あの子の写真を。今でも同じことはされているのでしょうか。一枚何円で売ってるんだろう。

あ!写真家さんはモテる女子・モテる男子の写真をメインにとれば、儲かるじゃーん!なんか問題になりそうですけどね!

アナログカメラは無くなる?無くならない?

アナログ写真には味があるからでしょうか。最近でも使い捨てカメラは売られているんですね。デジカメが流行してから消えてしまったと思いきや、最近復活したのでしょうか。若者からは人気がありそうな気がします。なんつーか、アナログなものってナウでヤングな?インスタ女子に?流行りそうじゃないですかあ?

レコードもカセットテープのそうですが、アナログなものって無くなりそうで、意外と無くならないですね。なんかこう、「アナログ回帰」が定期的にあって、そこで復活しているような気もします。誰かが仕組んでい。。。。なんでもありません。

すっごい興醒めしそうなことを言うと、写真なんてデジタル加工でアナログっぽくなるんですけどね。

僕はフィルムをグルグル巻きたいぐらいですかね。現像しにカメラを持って行くのは面倒なのでいらないっす。アナログ好きな人からは「うるせーぞおっさん!黙ってろ!」と言われそうですね。はいはい。黙ってます黙ってます。

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